ここでは・・・
普段お見せする事が無い「アルペンガーデンやまくさ」の作場を少しご覧ください。
総面積1500坪の作場で何を育てているのか。
ほんのチョットだけ・・・公開しますね。
「秘密の花園・冬の陣」
(2013年1月1日現在)

なんとなくの中央部の全景です。
真中は屋外の作場で屋根付きと屋根なしの部分があります。
右は100坪ハウスの連棟で、手前が1号棟、奥が2号棟です。
中央奥のハウスは雪割草販売品作場の100坪ハウス・3号棟です。

1号棟の中です。
ここでは・・・主に雨に弱い高山植物やユリの仲間、アルペンプランツ等が栽培されています。
棚下ではイチゲの仲間やイカリソウ、福寿草の実生や日本桜草等がいまかいまかと春を待ちます。

こちらは2号棟の中です。
ここの前半分は数々の原種球根植物が次々と栽培・増殖されています。
一番手前の葉は色々なヒガンバナやキツネノカミソリの仲間たちです。
右側の枯れ葉は全て・・・シランの仲間の実生苗、えらい量ですね。
原種スイセンや南アフリカの球根などもここに栽培されています。
福寿草の親鉢等もここの棚下で春を待ちます。もちろん・・・無加温ですよ。
後ろ半分はオーリキュラやクリスマスローズ、シクラメン等の作場です。
棚下にはコバイモやセツブンソウ、カタクリ等がいます。
原種スイセンは前半、後半にまたがって・・・えらい量で花を待ちます。

屋外の作場です。
手前と奥はピーカンですが、真ん中2列には雨避けの屋根を付けました。
アルペンプランツの出来がすこぶる良いので、これからの戦力の一つです。

屋外の屋根つきの一部には寒冷紗で日陰の部分もあります。
夏に葉焼けしやすいものや乾きやすい大型種がメインです。
イリスやキスゲ、ノギクの仲間も良い環境です。

3号棟の中です。
ここは花を見て選別された雪割草の販売品を中心に栽培されています。
展示会や卸売の商品のほとんどはここで栽培されています。
即戦力の宝の山ですよ!!

小さな20坪前後の野生ランを中心としたハウスです。
凍らない程度の加温室で、この時期はオキナワチドリやオーストラリアのランが中心です。
春になるとこのハウスのほとんどはイワチドリとウチョウランの仲間になってしまいます。

40坪弱のイカリソウのハウスです。
ここには日本産や中国産の珍しいイカリソウや交配により作出した実生等があります。
ただいま・・・常緑種系の紅葉が綺麗ですね。

交配にて作出した選別花もこのハウスで鉢植えにされて増殖されています。
良いものは毎年、少しづつですが株分けして販売しています。
イカリソウ展示会の時の目玉商品ですね。

30坪ほどの雪割草室です。
ここにマル秘の交配親が山の様にあるのです。
交配の時はこのハウスの手前にある交配室で1カ月ほどの間交配を続けます。
このハウスこそが当園のHANGAR・18なのです。

当園のメイン格納庫ひとつ雪割草ハウスです。
ここに雪割草の親株や実生初花苗がぎっしりと詰まっています。

雪割草ハウスの親鉢置き場は前半の半分です。
右側のムシロの下は今年タネを蒔いた蒔き床がいっぱいです。
棚下にはウラシマソウやテンナンショウがあり、波板で水落を防いでいます。

雪割草ハウスの奥半分はこの春に初花が咲く苗たちでいっぱいです。
両脇には雷春開花のカイワレ苗もびっしりと勢ぞろいです。
「雪割草リスト」の商品の殆どはここから出荷されます。

70坪前後の加温室です。
ここは冬の間6~8℃に設定されていて、少し寒さに弱いものが入れてあります。
ただし・・・外気温との温度関係もあるので、実際は5℃前後だと思われます。
野生ラン、食虫植物、シダ、カンアオイ等が主な栽培品です。

海外のランの親鉢等もここで栽培されています。
「サンシャインのラン展」で活躍するのがこのハウスです。

どこか懐かしい感じの着生ランたちです。 球根ドロセラの仲間もこの通りです。
ヘゴやコルク付きは雰囲気があっていいですね。

加温室の後ろは日陰を作りカンアオイの仲間がいっぱい栽培されています。
カンアオイは斑入りよりも原種や花変りが中心に栽培されています。

シュンランの仲間やフウラン、セッコク等もここにあります。
また、加温室の中にビニールハウスを入れて
フラスコ出しの苗の訓化などにも利用しています。
当園ではメダカの育種、生産、販売も行っております。
その一部をご紹介いたします。

メダカのハウスです。
このハウスは、冬の間に傷めたくないメダカたちの冬越し用です。
ここは、加温はしていますがなるべく常温に近い管理を心掛け、8℃での低加温です。
当然ですが、換気扇も回しているので水温は上がりません。
なるべく自然に近い状態で冬を元気に越させようと考えたハウスです。
ここでは多くの、交配用に保存したいメダカ君たちが保管されています。

屋外のメダカ飼育場です。
スペースは40坪ほどですがかなりの数の飼育容器があります。
ここで選別や交配、新しい品種の開発を行っております。
さて・・・ほんの一部分のご紹介ですが、いかがでしたでしょうか。
残念ですが・・・ここに紹介のスペースは全て、一般の方の立ち入りは厳禁となっております。
雰囲気だけでも味わってみてくださいね。
「業者各位様へ」
当園の植物はマニアの方向きの植物が殆どで、余り一般向きではありません。
したがって、業者様への卸売りは店頭卸しのみとさせていただいております。
悪しからずご了承ください。
また、アマプロ・セミプロや軒先園芸や名刺だけ業者の方への卸売りは一切ご遠慮いただいております。
さらに、ホームセンターや通販店・ネット販売店等への卸売りもご遠慮いただいております。
悪しからずご了承頂けます様、よろしくお願い申し上げます。
一般売店や園芸店、生産農園の方々も「作場の見学」はお断りさせていただいております。
時にお申し出をいただく事もございますが、お受けいたしかねます。
どうぞご了承の程よろしくお願い申し上げます。
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